名張市営の東山墓園にてお墓の工事をしました。くり階段型の外柵に和型の代々墓を建てて、法名は竿石右面に彫刻しました。
こんにちは!伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。
本日は、名張市の東山墓園にてお墓の工事をしました。
【完成写真】
こちらの名張市営の東山墓園は、平成29年に墓地の崩落がありました。
たくさんのお墓が崩落してしまい、平成29年から令和3年まで約5年をかけて復旧工事をしておりました。
去年、約5年ぶりに墓地区画の使用者抽選会が行われました。
名張市では公営の墓地や霊園などはとても数が少ないので、墓地を探している方など、心待ちにしておられた方もたくさんいらっしゃったと思います。
●東山墓園の最新の情報はコチラから(令和4年5月現在は募集していません)→令和3年東山墓園使用者募集
本日のお施主様も、去年の墓地使用者抽選会に参加された方で、弊社の職人さんのお知り合いというきっかけで、ご来店いただきました。
東山墓園の3㎡の区画で、和型のお墓を1基建てて、外柵はなるべくシンプルなものをご希望いただきました。
図面を作成してお墓の大きさや外柵の形を選んでいただいたり、展示場の墓石を見ていただきながら石種を決めていきました。
まずは墓地の基礎ベース工事を行いました。
外柵の下の基礎ということで、生コンと鉄筋を使用して工事を行いました。
外柵の形は、シンプルなデザインのくり階段になりました。巻石の四方は墓地全体の重みがかかってしまう箇所なので、コーナー金具を設置しました。巻石もできるだけ長持ちするようなお墓づくりをしてまいります。
お墓の下のカロートです。カロートはご遺骨を納骨していただく場所です。お墓で一番重要な場所なので、御影石を使用して頑丈なカロートを設置しました。
お墓を建てて玉砂利を敷いて全ての工事が完了しました。
お墓の水鉢には家紋を彫刻して、濃紺の着色を施しました。
また、花立ては花瓶型の形のものを選んでいただきました。
中央の水鉢を手前に倒すと、骨穴が開いており、そこからご遺骨を入れていただけます。
カロート内は砂を敷いております。伊賀・名張の地域では、納骨は骨壺から出してさらし袋などにくるんで埋葬することがほとんどです。カロートの中のご先祖様のお骨が、土に還っていきます。
開眼法要(納骨式)までは、まだ少し期間があるので、晒しを巻いて準備を行いました。
お施主様がご希望された通りのお墓ができたと思います。
日当たりの良い区画ですし、今後とも末永くお墓参りしていただければと思っております。
本日も「大切なお墓づくり」のお手伝いをさせていただきありがとうございました。
(株)石の中原
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