石忍の日記　石の中原ブログ

2023年5月4日 / 最終更新日 : 2023年5月4日高田　様株式会社石の中原お墓の建立

名張市営東山墓園でお墓の工事をしました。和型の墓石に、シンプルな通し階段の巻石を施工しました。

こんにちは！伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。

名張市営の東山墓園でお墓の工事をしました。

【完成写真】

今回のお施主様は、去年の東山墓園の抽選会にご参加されて区画を購入された方です。

一昨年もご参加されたのですが、その時はご希望の区画の抽選が外れてしまい、2年越しのお墓づくりということで、弊社でご注文いただきました。

まずは基礎工事です。

墓地を床掘りし、メッシュ筋を使用した基礎ベースを施工しました。雨が降ってきてしまい水が溜まっていますが、基礎工事をしてからコンクリートがしっかり固まるまで期間を置いてから石工事を進めていきます。

巻石の四方には、ステンレスのコーナー金具を使用しました。L字金具を設置することで、巻石の耐震性や耐久性が高くなります。

石と石の繋ぎ目には石用のボンドを入れて施工しました。

また、目地にも石用ボンドを使用します。石碑だけではなくて巻石の目地にもボンドを使います。セメント目地と比べると、長い期間目地切れなどを防いでくれます。

こちらはお墓の下のカロート（納骨室）です。

ご遺骨を埋葬するお墓の中でも最も重要な場所なので、御影石を使用して丈夫なカロートを施工します。

巻石とカロートが完成です。カロートのセメントが固まるまで期間を空けて墓石工事を進めます。

お墓の下台の中央に納骨するための骨穴が開いています。普段は水鉢を前に置いて骨穴を塞いでいます。

無事にお墓が完成しました。

お施主様のご希望通りの、シンプルなデザインで立派なお墓が完成しました。

晒しを巻いて、周辺墓地や通路の清掃をしてすべての工事日程が完了です。

本日、開眼法要を行いました。私も納骨をお手伝いさせていただきました。

ゴールデンウィーク最中の５月にも関わらず、夏のような暑さでお施主様もご家族も一苦労でしたが、娘様やお孫様も参加してくださって、みんなでおばあ様の納骨式ができて、にぎやかで素敵な開眼法要でした。

今回も「大切なお墓づくり」のお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。

これから、お孫さんの代の先も、末永くお墓をお参りしていただけますようにお祈り申し上げます。

（株）石の中原　
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（株）石の中原　担当：高田貴志