石忍の日記　石の中原ブログ

2023年6月6日 / 最終更新日 : 2023年6月6日高田　様株式会社石の中原お墓の建立

伊賀市柏尾の墓地でお墓の工事をしました。古い石碑をまとめて代々墓と霊標を新しく建立しました。愛媛県産の大島石を使用しました。

こんにちは！伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。

本日は、伊賀市柏尾の墓地でお墓の工事をしました。

【施工前】

【施工後】

本日のお施主様は、近所の弊社のお客様からのご紹介でお問合せ下さいました。

古くから代々続いているおうちで、昔の先祖様の石碑がとてもたくさんあったので、これからのお墓を建て、古い石碑は整理したいというご相談をいただきました。

お施主様と何度か打ち合わせをさせていただいて、古い石碑を撤去して、巻石（外柵）を新しく作って、代々墓と霊標を建てることになりました。

墓地の区画を仕切っていた縁石を解体して、新しい巻石を作りました。

巻石の四方には、ステンレスのコーナー金具を設置しました。お墓の外柵の耐久性を高める効果があります。

こちらは代々墓の一番下の四ツ石（芝台）です。こちらの内部にもコーナー金具を設置しました。

また、四ツ石はご遺骨を入れていただくカロートの役割も担いますので、下には砂を敷いて仕上げました。

お墓の石と石の間には、免震ゴムを入れて施工し、隙間の目地には石用のコーキングボンドを使用します。

隙間に水やホコリが入ってしまうとお墓の耐久性が下がってしまうので、コーキングボンドを使用しています。

地震などにも強く、いつまでも長持ちするようなお墓づくりを心掛けます。

すべての工事が完了しました。

巻石は磨きの御影石を使用しました。墓地中央には、芝台付きの代々墓を建てて左側に霊標を設置しました。

ご先祖様がたくさんおられたので、霊標を2基作って、戒名を彫刻しました。

右側には、元々あったお墓を1基だけ残しました。まだ新しいご先祖様ということで、お施主様のご希望で代々墓の隣に移設することにしました。花立てがなかったので、新しく作って設置しました。

墓地の入口には、石製のローソク立てを設置して、新たに敷いた玉砂利の上を歩きやすくするため、入口から石碑まで拝石を並べました。

周辺墓地や通路の清掃をして、晒しを巻いて、開眼法要の準備も整いました。

これまでは、お墓の数もたくさんあってお参りも大変な思いをされていたと思いますが、お墓掃除やご献花などもしやすくなって、安心してお墓参りしていただけると思います。

今回の代々墓と霊標には、愛媛県産の大島石を使用しました。

本日も、「大切なお墓づくり」のお手伝いができて大変感謝しております。

今後とも末永くお墓参りしていただけますよう、社員一同心よりお祈り申し上げます。

（株）石の中原　
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