石忍の日記　石の中原ブログ

2024年8月26日 / 最終更新日 : 2024年8月26日高田　様株式会社石の中原お墓の建立

伊賀市長田の西蓮寺様墓地でお墓の工事をしました。古い石碑をまとめて、デザイン墓と霊標を新たに建立しました。

こんにちは！伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。

本日は、伊賀市長田の西蓮寺様墓地でお墓の工事をさせていただきました。

【施工前】

【施工後】

今回のお施主様は、以前からの弊社のお客様で、ご主人様が亡くなられたのでお墓のご相談にご来店いただきました。

これまでのご夫婦のお墓でスペースがなくなってきたので、お墓をまとめたいとご希望いただきました。

以前に五輪塔を建ててくださっていたので、古いご先祖様のお墓を処分して五輪塔に戒名を彫刻することにしました。

また、今後の後継者様のことなども考えて、姓が違っていてもお墓に入れるようにしたいというご希望もいただき、「○○家之墓」といったような従来の代々墓ではなく、デザイン墓にして、正面の文字はお施主様に考えていただきました。

このようなデザイン墓が完成しました。隣りには、お墓と同じような形の霊標を設置して、今後こちらの霊標に戒名を彫刻していきます。

お墓の正面には「想」の字と桜の花のイラストを彫刻しました。

また、お墓が完成したときは、文字・イラストとも色をいれなかったのですが、完成を確認していただいたときのお施主様のご希望で、白色を入れることにしました。文字もイラストも見やすくなり、綺麗に仕上がったので、大正解でした。

お墓の下には、カロート（納骨室）を設置し、ご遺骨を埋葬できるようにしました。

また、お墓の芝台（四ツ石）は、地震などの自然災害にも対応できるように、四方にステンレスのコーナー金具を設置しました。

お墓の中央にある水鉢を手前に倒すことで納骨できるようになっています。

また、水鉢とお花立ての前には横置き型のお線香立てを配置し、両端には石製のローソク立てを設置しました。

お線香立ては横置きなので、お線香が最後まで燃えてなくなりますし、燃えた灰が石碑にかかりにくいので、お手入れしやすいタイプです。ローソク立ても、風が吹いても火が消えにくくて使いやすいデザインです。

デザイン墓と霊標には、愛媛県産の大島石を使用しました。

工事が完了して晒を巻いて、開眼法要の準備も整いました。

後日の開眼法要もお手伝いさせていただきました。

天候にも恵まれて（その分暑かったですが）、素敵な開眼法要になりました。

今回も、大切なお墓づくりのお手伝いをさせていただき、感謝しています。

今後とも、末永くお墓参りしていただけますよう、社員一同、心よりお祈り申し上げます。

（株）石の中原　
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